真空管でしか味わえない世界がある!
ステンレス筺体の真空管パワーアンプQ-6L6の更なる進化。
電源部の徹底見直しを行い、販売店毎に簡単に行なえるバイアス調整部を 簡素化し音響パーツも 見直しています。
これによりストレスの少ない余裕のあるドライブ力を得ることができました。

Qrino真空管イメージ
アルミアルマイトスピーカー
Qrino 6L6真空管アンプ
6L6-Q2 
デュアルモノラル構造のプッシュプル

商品サイズ  580×340×113mm
アイドリング電流  11A
最大出 30W×2
(通常表示で90w×2程度)
デュアルモノラル構造のプッシュプル
原則・受注生産 約40日
   
カーオーディオ専用の真空管アンプとして開発!
6L6真空管アンプ取り付け例


トランスには、放送局などでも使用されている信頼性の高いトランスメーカーのハイグレード タイプでNF(ネガティブ・フィードバック)用に巻き線が別に出ているタイプを使用しています。
車載用と考えれば車のドアがスピーカーのエンクロージャーになるため、容積がまちまちでスピーカーのダンピングが異なるため、スピーカーのボイスコイルからの逆起電流が発生するため適度なNF補正が必要です。

ケーブルは、パワーアンプ内の内部配線は,ほぼアメリカ製のウエスタンを使用しています。
ウエスタンのケーブルは、人間の声に対し大変良い感情表現が出てきます、シグナル部には全てこのケーブルを採用しています。電源部には、ウエスタンと日本製のアコーステックスケーブルをポイント毎に使い分けしています。
      
抵抗は、全てオーディオ黄金時代(1950年~60年代)の 名機と賞賛されるメーカーが採用していたものと同等のものを採用しています。
これらは、生産が終了したものも多く入手が困難ですが、大量仕入れした物を全て測定器にかけ正確な値のもののみを使用しています。

電解コンデンサーは、通常洗濯機や冷蔵庫などにも使われるものを多くオーディオ用にも使用しますが、Qrinoでは電源部以外は、全てにオーディオ専用のパーツを使用しています。大容量コンデンサーは、ニチコンゴールドの特注カスタム品です。

ハンダでは、2種類のハンダを使い分け信頼性と音質面を両立しています。
オーディオ信号部では、音質にいやな音が乗らないよう最も自然な音質を奏でるハンダを使用し、電源部には、アメリカのNASAでも採用されている熱や振動、経年変化にも大変強いハンダを使用しています。

真空管  初段には、6922使用。(6992・6DJ8)
この球は、6992を軍事用に開発した高い信頼性のもので、低い入力インピーダンスに対し歪なく正確に増幅します。
メイン電圧365Vをローノイズ・テナーダイオードで低電圧 ブロックを使用し、160vまで下げて大容量コンデンサーを通過、後初段尾6922に送り出します。
6L6真空管


通常だと初段での電流が低く(3分の1程度)音声信号の正確な送り出しが困難でした。
従来のホームオーディオ用とも違うコンセプト設計です。
2段目には、GE社の12BHを採用。
アメリカのGeneral Electric(前RCA)社の製品でビンテージ物を選別し使用しています。
ファイナル段は、6L6EHのElectro Harmonix社の製品です。(5881・7581)
6L6は、5極菅で固定も大変しっかりとソケットに収まり振動に大変強い特徴があります。
6L6は、音質面で大変評価が高く、電流を低めにしながらハイパワーが出せるところに特徴があります。

12V用電源 車用の電源12Vを365Vまで昇圧させる心臓部です。
部品の厳選は、ハイスピードとノイズ特性にこだわり3年以上の歳月を費やしながら
測定器と実際の耳で聞きながら厳選した部品を採用しています。

6L6真空管アンプ筐体

フレームは、アルミの筺体が一般的ですが、Qrinoではステンレスを採用しました。
コスト意識よりも音質を重要視しました、アルミは、厚みが無いと加工性が良く軽くそして振動には大変弱くなります、その特性が音質に現れます。
ステンレスは、加工性が悪く重量も重いですが、大変重量感のあるきらびやかな音色で魅力的です。
ベース盤にステンレスの3mm厚を採用、フレームには2mm厚で加工しています。